ビール酵母研究所

ビール酵母が生まれるまで

おいしいビールをつくりながら、
麦汁の栄養を一手に受けとり生まれる、栄養豊富なビール酵母。
「ビール酵母って、ビールをつくったあとのオリのこと?」と思っている方がいたら、それはまちがい。ビールからビール酵母ができるのではなく、ビール酵母がなければ、ビールは生まれないのです。ビール酵母は、おいしいビールをつくりながら、麦汁の栄養を一手に吸収します。そうして栄養豊富なビール酵母が生まれるのです。


3000粒の大麦から、1Lのビールと、乾燥ビール酵母約1g。
ビールづくりには、途方もない数のビール酵母が使われます。たとえば、350mLの缶ビール1本をつくるためには、約200億個のビール酵母が必要です。このビール酵母は発酵しながら約4倍に増えますが、乾燥させるとわずか0.3gに。つまり、1gの乾燥ビール酵母には、1Lのビールをつくる分の大麦の栄養が、ぎっしり入っているのです。ビール酵母がいかに貴重な栄養素材か、おわかりいただけるでしょう。




ビールをつくり終えたあと、ビール酵母が歩む第2の人生。
おいしいビールあるところに、質の高いビール酵母あり。アサヒビールグループでは、ビール酵母の可能性に注目してきました。大正時代の終わりには、他に先駆けてビール酵母の応用研究をはじめ、現在にいたります。アサヒビールグループが歩んだ、こうした歴史のいわば“DNA”をたっぷりと吸収したアサヒのビール酵母。時代が求める“天然マルチサプリメント”として、第2の人生を歩んでいます。

1 「ビール大麦」を選ぶ
「ビール大麦」には、粒が大きく皮が薄い二条大麦を使います。おいしいビールと、栄養たっぷりのビール酵母がこの麦で育ちます。

2 大麦を「麦芽」にする
「ビール大麦」に水と空気を与え、発芽させます。このとき、麦の中のでんぷんを糖に変える酵素活性が高まります。これを「麦芽」と呼びます。

3 「麦汁(ばくじゅう)」をつくる
「麦芽」を粉にして、でんぷんなどの副原料とともにゆっくり煮て「麦汁」をつくります。これは麦芽糖、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をたっぷり含んでいます。

4 ビール酵母を入れて発酵させる
発酵槽「麦汁」に、純粋培養した生きたビール酵母を入れます。ビール酵母は増殖しながら、麦汁の糖分をアルコールと炭酸ガスに変え、ビールを作っていきます。これをアルコール発酵と言います。

5 ビールが完成!ビール酵母は底に沈む
発酵を終えたビール酵母が沈殿します。うわずみ液は生まれたての「若ビール」。沈んだビール酵母は、麦汁の栄養分をたっぷり吸収しています。

6 ビール酵母を洗って乾燥
5のビール酵母をていねいに洗い、ホップの苦みなどを除きます。この後、有効成分ができるだけ損なわれず人間に吸収されやすいように、短時間で乾燥し、粉状にします。これが乾燥ビール酵母(粉末)です。また洗ったあと、乾燥させずに酵母の成分を抽出すると「ビール酵母エキス」になります。

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ビール酵母の栄養



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