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その季節でなければ食べられないはずの食べものが何時でも手に入り、その土地に行かなければ食べられなかった食べものが何処でも食べられる時代になったことは、ありがたいことなのでしょう。でもそんな中で飽食と過食、むら食い、偏食、欠食が横行し、食が原因の健康障害がわが国の健康障害の中心を占めるまでになってしまいました。
また、食べることへの感激、感謝、食べものへの心のときめきも失われてきているように思います。
みなさんの中で最近、食べものを目の前にして、「あ−これが食べられる、嬉しい!」と心の底からの喜びがこみ上げてきた経験をお持ちの方はいらっしゃるでしょうか。きっと、たいへん少ないのではないかと思います。
これは豊かな食糧に囲まれたわが国の、現代の心の貧困、心と体の不健康の始まりの例だと思います。
こんな時代だからこそ、空腹体験を通して食べものの有り難さと美味しさを実感してみるのは如何でしょうか。胃腸の健康のためにも・・・胃腸が健康な方ならなおさらのこと・・・。 |
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その日の正午すぎ、わが国全体に放送された、第二次世界大戦の敗戦を告げるラジオからの天皇の玉音放送を聞いて、何ともいえぬほっとした雰囲気がまわりの人々を包んだ、あの感激を忘れられない人も多いことでしょう。私もその一人です。
しかし、育ち盛りの子どもであった者にとっては、その後の食糧不足と空腹の日々も忘れることができません。食べものの恨みはこわいというけれど、62年を経た現在でも記憶に新しいのです。
でも、いま振り返ってみると、学ぶべき食生活上のことがらもたくさんあったように思います。学ぶべき食生活の原点が見えてくるように思います。
食糧不足の時代はもうごめんです。しかしあの時代に、糖尿病や痛風、高脂血症、肥満などがほとんど見られなかったところは見習いたいものです。
原材料の特徴を生かした調理。季節ごとの食べものを中心とした食生活。豪華ではないけれど、食べる嬉しさと楽しさがあった食卓。家族が力を合せて生きた毎日。満腹にはならなかった毎日。などなどです。 |
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家族の方々と良く話し合って、全員で実行していただきたいと思います。
日曜日の朝にでも、雑炊をつくります。残りごはんに野菜と、水をたっぷり加えて煮ます。味は塩味。今の時代ですから、味はしっかり整えて、不味くないようにして良いでしょう。これを軽く一杯食べ、あとは何もなし。間食もなく、水だけは飲んでもよいことにします。昼食は無しにします。
夕食はご飯を少し多めにして野菜のたっぷり入った雑炊と、わかめととうふのみそ汁をそれぞれ軽く一杯。あとは水だけ。
お腹が空いて、夕食の一口一口、ごはんや野菜の本来の味が感じられるようになるでしょう。玄米や根菜類、大根や蕪の葉なども加えると、これは知的粗食と言えるかもしれません。 |
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低年齢で育ち盛りのお子さんが居る家庭では難かしいかもしれません。でも、気持だけはお汲みいただけるのではないでしょうか。
エビオス錠の長い歴史の中では、日本人の空腹体験と飽食体験をしっかりと見つめてきたことでしょう。酵母に秘められたすばらしい力は、この体験を通じて、わが国民に大きな贈り物を贈り続けてくれているように思います。空腹時にも飽食時にも・・・。 |
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